導入された物流システムの円滑な流れを担っているのが、IBCのフォーメーションです。このフォーメーションは５つの部門からなり、システムを動かすための専門知識や技術を備えたエキスパートが配置されています。

いままで、こういったスタッフの育成に対しても、企業は大きな投資と固定費を必要としていましたが、IBCシステムを導入する事でその必要がなくなり、さらにシステムの保守・労務・運行管理・営繕等の配慮も必要なくなります。毎月の固定費が軽減できるばかりか、繁閑の変動に機敏な企業体質づくりにも貢献します。

フォーメーションの５つ の部門

システムセンター（管理本部）---クライアントとのコンピューターオンライン により、工場への資材輸送、資材荷受け、荷役、工場内在庫調整と物流の第１段階のシステム化がなされます。それに伴い物流加工など人員の適正配置が推進でき、工場内作業（製造・包装）が的確に管理運営されることによって、コストの低減も可能になります。

物流センター---工場から物流センターへの移送、荷受け、在庫調整、流通加工、配送業務への一連の管理体制が確立されます。管理運営のロスを発生させる事無く、トレード・オフの特徴がフルに発揮される「トータル・コスト・アプローチ」が具現化されます。

HE/Human Energy---完璧な作業体制は、人が主役で完成されます。HE管理システムが人員の適正配置とコントロールを実現します。

SV/Supervis---ワーキング・フローをバッ クアップするのがスーパーバイズ部門です。これはクライアントの外注先製造クオリティ監督、物流施設設計など、製造・物流面での不適合な部分を改善し、適応させます。

HQ/Head Quarter---他の４つの部分をコンピューターで管理統括しているのがHQです。この部門の機能により、クライアントは製品企画、販売、経営に専念できるスリムな体制にな り、経営効率は格段にアップします。